ストーリー
『ガイア・ソウル』……地球の魂ともいうべき、インナースペース高次元、集合無意識領域にあるとされる情報場。
その情報場の変容が、世界各地で人々の心を刺激し、様々な形となって『現象化』する。
かつての世界的大災害の再来を予期したIN-PSIDは、これに対処すべく世界各地の支部でインナーミッションの立ち上げを急ぐ。
日本本部のインナーノーツらは、<アマテラス>チームとして、各支部のインナーミッション立ち上げに協力しつつ、世界各地で起こる不可解なインナースペース起因の事件に挑んでゆく。
一方、IN-PSID の動きを陰から追う「御所」の勢力の動きは活発化する。彼らの狙う神子とは何者なのか?——
第四章 ノヴス・ドミヌス
——抱きしめられなさい。何百万もの人々よ。
兄弟たちよ。この星の大海の向こうに、
愛すべき父なる神が、居られるに違いない
全ての世界へ、この口づけを!!——
高らかに歌い上げられるベートーヴェンの交響曲第九番に祝福され、軌道エレベーター『オービタル・エデン』は動き出す。
人類の意志は古より、空へ、そして宇宙へと向かう。それは、人類に与えられし宿命か、無限に広がる、大宇宙という神の御心なのであろうか。
世界の名士らが、華やかな開所式典に見送られ、次々と星の海へと旅立ってゆく。
時を同じくして、中東、IN-PSIDバビロニア連合支部との合同ミッションから帰還したインナーノーツは、そのミッションで心身の負担を抱えた隊長カミラの療養に合わせ、短い休息の時間を穏やかに過ごしていた。
しかし、その背後で世界は次第に変容し始める。
余剰次元、インナースペースに構築されたヴァーチャルネットに、突然、神出鬼没に現れ出した『黄金の女神』。その話題が、忽ち世界を席巻してゆく。
黄金の女神は予言する。世界には今、大きな災厄が差し迫っている、と。
そして、女神は呼びかける。災厄を引き起こそうとする悪が、蔓延っている、と。
私を信じ、その悪と戦う者こそが、救われるであろう、と。
ヴァーチャルネットに満ちてゆく女神の声は、人々の心深くに浸透してゆく。
やがて、人々は目覚める。女神が指す悪とは、何か?
二〇年前、世界同時多発地震のきっかけとなってしまった研究所があった。その研究所は、今、国連の傘下で、国際PSI災害研究機関(通称IN−PSID《インサイド》:Institute of PSI Disaster)という巨大な組織となって活動を続けている。
そう、IN-PSIDこそ、黄金の女神が語る『悪』ではないのか?
次第に孤立してゆくIN-PSID。世界の正義が、ついに、IN-PSIDに牙を剥く。
『黄金の女神』その正体とは——
バビロニア連合支部とのミッションで、一度、目撃されていた『黄金の女神』。インナーノーツの目の前に立ちはだかった彼女は、名乗っていた。
『我は、新時代の主。ノヴス・ドミヌスなり』
INNER NAUTS(インナーノーツ)第二部・第四章『ノヴス・ドミヌス』

2026年6月19日(金) 連載開始!
公開スケジュール
第1話 天の楽園 2026/6/19〜6/22
(全6回 ※初日3セクション公開)
第2話 女神の愛 2026/6/23〜6/29
(全7回)
第3話 変わりゆく世界 2026/6/30〜7/6
(全7回)
第4話 波打際の輝石 2026/7/7〜7/13
(全7回)
第5話 |縁《えにし》 2026/7/14〜7/20
(全7回)
第6話 幻影に包まれて 2026/7/21〜7/27
(全7回)
第7話 守るべきもの 2026/7/28〜8/3
(全7回)
第8話 正義の仮面 2026/8/4〜8/10
(全7回)
第9話 父親の影 2026/8/11〜8/17
(全7回)
第10話 |人体宇宙《インナースペース》 2026/8/18〜8/24
(全7回)
第11話 ヴィニフィカシオン 2026/8/25〜8/31
(全7回)
第12話 邂逅の時 2026/9/1〜9/7
(全7回)
第13話 クリティカル・パス 2026/9/8〜9/14
(全7回)
第14話 イリュージョン・クライシス 2026/9/15〜9/22
(全8回)
第15話 ネクサス・アルカディア 2026/9/23〜9/29
(全7回)
第16話 神子の目覚め〜エピローグ 2026/9/30〜10/3
(全2回、エピローグ前半・後半)
※各話タイトル、及び公開スケジュールは予告なく変更する場合があります。
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